敏感肌の方はもとより、ナチュラル志向の人がこぞってバラの成分が入った化粧品を選んでいるのをご存知でしょうか?
古くから、クレオパトラを代表とする王妃や皇族などが、美を保つためにバラを利用してきました。
20代の青年王に恋をした77歳の王妃が、バラの効能を活用し、見事プロポーズまでさせたという逸話も残っている薔薇の効能。
科学技術の進歩した現代において、今なお、バラが美に利用され続けるのはなぜなのでしょうか?
そこにはただ薔薇の香りが心地いいということだけではない、化粧品の恐るべき実態があったのです。
知ってる人は知っている化粧品が危険なワケとは?
肌断食というキーワードが流行っています。
肌断食とは、スキンケアを一切せず肌を休ませることで、肌の状態をリセットし、本来の細胞力?を復活させる方法です。

えっ?そもそもスキンケアって肌に必要だからやってるんじゃないの?
何もしないことで肌をリセットするということは、裏を返せばふだん使っている化粧品が肌にダメージを与えているというふうも考えられます。
よく考えてみれば、洗顔一つとっても、界面活性剤が入っているわけですし、防腐剤なんかは当たり前のように入っているわけですよ。
でもそんなことは当たりまえすぎて!
目先の使用感や効果にばかり目を奪われ、それらの化学薬品が肌にどれだけのダメージを与えているか、という現実には意識が行きづらいですよね。
いや!
イメージ戦略にまんまと引っかかっていた、ということも充分ありえます。キラキラした芸能人が出てるCMなんか見ると、どうしても期待させられますものね。
化粧品に含まれる化学物質の恐怖
食の安全性を考えさせられる事件が多いせいか、食品の成分表示はわりと気にする人が多くなってきました。
しかしながら、化粧品の成分表示はどうでしょう?しっかりとみたことがありますか?
実は化粧品の成分表示は、食品以上に読み解くきが難しいとされています。”界面活性剤”の名前ひとつとっても、よくわからないカタカナで表記されています。

ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン”って、いかにも良さそうな成分の気がするけどね。
実は合成界面活性剤なのです。
とはいえ、やみくもに界面活性剤だから全てが悪!というのも考えもの。メイクをすればどうしてもお湯だけでは汚れを落とせないわけですから。
界面活性剤については、石油系由来の成分か否かが見極めのポイントである、と専門家は言っています。
ただし、石油由来成分は安価なので、そこらじゅうの製品に溢れているので要注意です。

いわゆるケミカルコスメってやつですわ。
ですので、私たちも今までのようにイメージや感覚だけで化粧品を選ぶのではなく、
地に足をつけて自分のことを大切にするという点から、面倒でも多少の勉強なり見聞なりをして賢くなる必要があるかもしれません。
有害物質は皮膚からの吸収の方が怖いの?経皮毒とは?
経皮毒ということばをご存知でしょうか。
経皮毒は、皮膚からの吸収を通じて有害物質を体内に取り込むことを意味し、名アナウンサーの久米宏さんが発したことから一般的に広がりました。

ベストテンの司会者だった人ですわ。ニュースステーションとかも。
昔、わたしは環境汚染について調べたことがあって、その時に職業別の流産率で美容師さんが上位というデータを見たことがありました。
アカデミックな根拠は提示されていませんでたが、理由の一つとしてシャンプートリートメントをする回数が圧倒的に多いということが挙げられていたと記憶しています。
つまりそれだけ皮膚から有害物質を吸収しているという言い分ですね。
口から入る有害物質は肝臓や腸が頑張ってある程度は解毒してくれますが、皮膚から吸収された毒はそのような消化器官を通らないため解毒しづらいと言われています。
また怖いのは、皮膚は体全体なわけなので、化粧品に限らず、食器洗をすれば手から、シャンプーを使えば頭から、洗濯をした衣類から、歯磨きなど侵入経路が多いこと。
経皮毒についてはアカデミックな研究結果がないという理由で、その信憑性については賛否両論と言われています。
しかしながら、個人的な心象としては、知り合いの美容師先生が妊娠したスタッフはシャンプー係から外すと言っていたのが多くの真実を物語っている気がしています。
せっせと化粧品を使っても、肌トラブルが一向に改善されない、あるいは改善どころかアレルギーなどの症状が余計にひどくなったなどの原因として、このような経皮毒という考え方も知っておいて損はないでしょう。

加齢により抵抗力が落ちてくれば解毒作用も衰えてくるので尚のこと。
ケミカルコスメとオーガニックコスメの違いとは?
ケミカルコスメとは石油由来成分の配合を主とした化学化粧品のこと。一方、石油由来成分を排除して天然成分でつくるのがオーガニック化粧品なのだとか。
ちなみに無添加化粧品は防腐や乳化に石油由来成分を配合しているので、化学化粧品にあたるとのこと。7,000種類以上の化学成分から肌に刺激の強い102種類の成分を除いた化粧品を指すのだとか。
石油由来成分を排除して天然成分でつくる、なんていうとオーガニックコスメってすごくよさそう!なんて思ってしまいますが、オーガニックコスメだからといってまるっと信じてもよいのでしょうか?
なぜこんなことをいうかというと、日本は規制されているものがないので、厳密にはどんな化粧品でも自称オーガニックコスメ、と言えてしまうのだとか。

なんだそれっ。
じゃあ、オーガニックの基準ってなんぞや?って話になりますが、ちゃんと世界的な基準があるようです。
世界基準や、メディアで使われているときのオーガニックコスメはだいたい下記の2つを満たしているものを指します。
1)石油由来成分を使っていない
2)植物原料のうち少なくとも半分以上がオーガニック栽培のものを使っている。
1に関しては結構厳密に、パラベンだけでなくフェノキシエタノールなどの無添加化粧品に使われているような防腐剤も、石油由来のため使えなかったりします。
そのためクマザサエキスや大根発酵エキスなど昔から食品の抗菌剤として使われてきたような植物を用いて防腐していたりします。
で。ここが大切なところ。
みなさんにとって一番関心のある「肌への効果」にここが通常の化粧品とオーガニックコスメで一番個性がでるところなんですね。
オーガニックコスメは石油由来成分を使えませんので、化学合成成分はほとんど使えません。(植物同士を合成するという手法はあります)
ですので、作用が防腐作用にせよ、肌への美肌作用にせよ、穏やかになるのが特徴です。
林田七恵さんオーガニックコスメ、どう選ぶ?より
ここでのポイントは2つ。
オーガニックコスメの世界基準をみたす化粧品とは
・石油由来成分をつかっていない
・動物性由来成分をつかっていない
・植物成分のうち70~90%以上がオーガニック栽培
オーガニックコスメとケミカルコスメ、それぞれに特長がある。
●オーガニックコスメの特長
・肌に優しくダメージが少ない
・効果が現れるのにゆるやかな時間が必要
・肌本来の細胞力が発揮されやすくなる
●ケミカルコスメの特長
・肌の健康を崩しやすい
・角質層のバリアゾーンにダメージを与える
・炎天下の外出や局所的なシワなどのダメージにピンポイントな効果を与える

なるほど。どんな用途でケミカルとオーガニックを使い分けるかが重要なのかも。
バラの効果とは?
古くからバラは医学治療にも用いられてきており、バラの成分が人体に与える効果は、医学者により多くの実験結果や情報が記録されています。
皮膚を正常な状態に保ち、美肌にする効果が期待できる。
代表的な成分には、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールがあり、アンチエイジング効果が期待できる。
肌を活性化させる効能や、新陳代謝を改善する働きが期待できるため、冷え性防止や卵胞ホルモンの分泌促進など、女性に嬉しい効果が期待できる。
更年期障害を軽減させる効果や免疫力を高めアレルギー症状を改善させる効果が期待できる。
バラの香りの効能もかなり報告されています。いずれもわたしたち女性にとってうれしいものばかりです。
バラ好きのわたしがバラの化粧品を使わなかった理由
バラの効果を知りつつ、私がダマスクローズウォーター以外の製品を使わなかったのには理由があります。
結論からいうと、どの商品もケミカルコスメにバラの成分をいれたものばかりだったから。

どんなにバラがいいといっても、これじゃあ意味がないだろう、と。
たとえば、日本の大手化粧品メーカーのバラの名を語っている商品の成分表がこちら。
・PEG-60水添ヒマシ油 合成界面活性剤、洗浄剤
・フェノキシエタノール 防腐剤、溶剤、高沸点溶剤
・香料 単一香料又は調合香料
バラは一滴もふくまれていません。バラの香料を入れているだけですね。
次に、大手外資系の有名なバラ化粧水の成分表がこちら。
・センチフォリアバラ花水
・クロルフェネシン 防腐剤、刺激性
・メチルパラベン 防腐剤
・PPG-26ブテス-26 合成界面活性剤、乳化剤
・PEG-40水添ヒマシ油 合成界面活性剤、乳化剤
・香料 単一香料又は調合香料
センチフォリアバラ花水とは、セイヨウバラまたはダマスクバラの花を水蒸気蒸留によって得られる芳香成分を含む水のことなので、こちらのほうがまだ良心的。
とはいえ、やはりケミカル成分が入っています。
わたしがみつけたHANAオーガニックの特長
私ごとでいうと、ケミカルをさけてはきたものの、季節の変わり目になるとやはりちょっとカサついたりというのが悩みの種でした。
で、これたまたまなんですが、知人に紹介されたのがHANAというメーカー。
100%天然の国産オーガニック化粧品メーカー!
ということでとても興味を持ちました。下の表で見てもらうと分かるのですが、本当に天然ものだったんですね。
しかもありがたいことに、私の愛するバラを配合しているというじゃありませんか。
さらに驚いたのが、1本にバラの花びら3000枚が配合されている、水を浸かっていない濃縮ローズウォーターということでした。
天然のバラは金相場より高いといわれているので、かなり敷居が高かったのですが、トライアルキットがあったのでさっそく試してみました。
HANAオーガニックを実際につかってみたぶっちゃけの感想!
トライアルキットとは思えない女性らしいワクワクさせる梱包でとどきました。
洗顔料の泡立ちは普通。ネットを使えば問題なし。ちなみに画像の泡は手だけで。
この化粧水がすごかった。香料ではない、バラ本来の香りが濃縮されていました。成分も全て天然の本物。
化粧品ほどではないけれど、乳液もほのかな自然な香りがします。こちらも全て100%オーガニックですが、使用感はかなりまろやか。なんの違和感もありません。
UVベースは広げると色はそんなに残りません。ただかなり伸びます。
HAHAオーガニックの総評
全体的な感想としては、100%オーガニックでもこんなにも滑らかな使用感なんだ、ということに驚きました。
ヒリヒリ、ピリピリもしませんでした。ただ、肌がなれるまでにわたしの場合3日ほどかかりましたね。
どういうことかっていうと、なんというのかあまりに自然すぎるので塗った感じがしないのですよ。
そのナチュラルさに慣れるのに3日間ですねW 普段ジャブジャブと化粧品を使わないわたしでこのレベルです。
トライアルキットが終わるくらいの時期で少し肌になじんできたのか、肌触りが心地良く少しだけですがモチっとした感じが出てきたように思います。
個人的には化粧水と乳液を使いつづけようと思いました。肌のターンオーバー周期を考えると、一か月後がかなり楽しみです。
また、天然のバラ製品を使ったことがない人は、「えっ、これがバラの香り?」と思うかもしれませんが、そういう人にこそ、本物を味わって欲しいかなと思います。
香料の嘘の香りと本物の香りの違いが明らかに分かりますから。
私が思う!HANAオーガニックのバラ化粧品すすめポイント
トライアルキットを試してみた感想と、メーカーを調べてみてた結果から、わたしなりにHANAオーガニックのポイントをまとめてみました。
HAHAオーガニックの特性
◉シミやシワに対して化学成分を用いて症状を抑えてることはしない。
◉天然のローズの肌そのものの力を高める成分を使用しケアする。
◉天然成分の使用によって長期的な美肌力を養うことを可能にする。
◉自分が持っている肌そのものの力を高めることで、自然な美肌力を目指す。
ちなみに先ほどのオーガニックコスメの引用をさせていただいたのが、HANAオーガニックの社長林田七恵さんのブログ。
無添加ケミカルコスメの開発に15年、オーガニックコスメの開発に5年携わってきた方が開発した商品というから安心感と説得力があります。
HAHAオーガニックがオススメなタイプは?
ケミカル成分を全て排除した100%オーガニック化粧品なので、こんな症状の方には特にオススメかもしれません。
◉敏感肌
◉大人ニキビを繰り返す肌
◉アトピー性皮膚炎
◉ひどい乾燥肌
100%オーガニックで肌に優しいため、化学成分に対して敏感、あるいは肌の弱い人に向いてると思いますよ。
また、オーガニックの力で本来持っている肌の地力を高めることができるので、肌断食に挫折した人にもオススメです。
肌断食を始めた目的が、そもそもケミカルのデトックスだったはずなので。
いかがでしたでしょうか。
オーガニックとバラ成分のゴールデンな組合せに久しぶりに熱くなってしまいました(笑)
百聞は一見に如かず!
トライアルキットはWEB限定にはなりますが、下記のリンクから移動できますので、ご自身で内容を確認してみてください。
ではでは!